兵庫県丹波市氷上町の「お菓子の夢工房ときわどう」(辻康信社長)が、珍しい同市産の白イチゴ「丹(まごころ)姫」を使ったスイーツを新発売した。チョコレートソースをかけた赤白のイチゴに、チョコレートムースなどを合わせた「たんばいちごのチョコフォンデュ」(480円・税別)と、「丹姫のショートケーキ」(350円・税別)の2種。同店は「ホワイトデーにプレゼントを」と話している。
同町内の「あぐり丹波」(久下聖太社長)が栽培したイチゴで、同社が取引先の苗会社の一品種の名付け親になり、今季から本格出荷を始めた。
辻社長は「白イチゴに興味はあったが、べらぼうに高価なイメージがあった。赤いイチゴよりは高価だが、地元生産者の挑戦を応援する意味と、珍しさから採用した。酸味がありさわやかな味わい」と言い、久下社長は「見た目と味のギャップを楽しんでもらえたら」と話している。4月末ごろまで販売している。