「令和」も村人仲良く、心身健康で―。兵庫県丹波市青垣町大名草自治会(足立伸一自治会長)の運動会が19日、同自治会宮前広場であり、0歳から90歳の参加者230人で新元号にちなんだ人文字をつくり、ドローンで記念撮影した。
同自治会の運動会は54回目。広く国民に運動が奨励された1964年の東京オリンピックを契機に、翌65年から始まった。以来、毎年5月に開いている。
改元の節目に「参加者の記念になることを」と、同自治会公民館(杉本忠司館長)が企画。1文字につき縦横12メートルに収まるよう地面に目印の文字を書き、上空のドローンから位置を確認しながら、「令」の4画目のはねまで忠実に人文字で表現した。
令和にちなみ、自転車のリムやフラフープなど「輪」を使った創作競技も楽しんだ。相次ぐ珍プレーに選手も応援の観客も笑いがこぼれた。