全国新酒鑑評会で金賞 2年連続受賞の大吟醸酒 昔ながらの製法で栄冠

2019.07.31
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受賞を喜ぶ八島杜氏(左)ら=兵庫県丹波市市島町中竹田で

兵庫県丹波市の西山酒造場(西山周三社長)の大吟醸酒がこのほど、「全国新酒鑑評会」で2年連続の金賞を受賞した。また、純米大吟醸酒「小鼓(こつづみ) 路上有花(ろじょうはなあり) 葵」が「ITI国際味覚コンテスト」でダイヤモンド味覚賞を獲得、梅酒「小鼓 梅申春秋」が「ロンドン酒チャレンジ」の梅酒部門で大賞のプラチナ賞に輝いた。

新酒鑑評会には、全国から857点の出品があった。同社は酒米・山田錦を使用し、昔ながらの製法で手間暇をかけ仕込んだ。麹づくりや発酵の管理を徹底したという。杜氏の八島公玲(こうれい)さんは「華やかな香りで甘味とうま味がある酒に仕上がった」と話している。「MAXIMO MUNDIAL金賞酒」の商品名で販売している。720ミリリットル1万2000円(税別)。

「ITI―」の「葵」は、7年連続で優秀味覚賞三ツ星を受賞したため、規定によりダイヤモンド味覚賞が授与された。山田錦を使い、米のうま味が感じられる一品。720ミリリットル5000円(同)。

「ロンドン酒―」の「梅申春秋」は、完熟の梅ピューレを使用し、フルーティーな味わいが楽しめる。720ミリリットル1400円、1・8リットル2800円(同)。

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