柏原高校インターアクト部(44人)が丹波市柏原町市街地一帯の「車いす観光マップ」を1年半がかりで作製した。マップには通行時の注意点や、通行しやすい観光ルートなどを掲載した。
一昨年11月にバリアフリーマップ作りの研修を受け、昨年5月から計8回、車いすを実際に使って調査。マップには、急傾斜、狭い歩道、車輪が挟まるグレーチングなどの注意が必要な個所や、車いす使用者が使いやすい電話ボックスやトイレのほか、JR柏原駅発着の比較的通行しやすい観光ルートを示した。
いずれも3年生の、黒田梨菜部長と采女穂乃美副部長は「観光前にぜひ見ていただきたい」と話していた。
A4サイズで3000部発行。同町内の飲食店、観光協会、同校に置いている。