日本遺産のまち、兵庫県丹波篠山市北新町の観光拠点施設「大正ロマン館」で、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」が同市伝統の民謡「デカンショ踊り」を踊る”ご当地バージョン”のストラップの販売が始まった。
同施設を運営する株式会社「アクト篠山」が、ご当地キティちゃんの発売元「あすなろ舎」に作製を依頼。笹の葉が描かれた浴衣に黄色い帯、笠をかぶったキティちゃんが「丹波篠山 山家の猿が 花のお江戸で芝居する」などの歌詞で有名なデカンショ踊りを踊る。
また、ストラップの台紙には、毎年8月15、16日に同市北新町の国史跡・篠山城跡三の丸広場で開かれる「丹波篠山デカンショ祭」(今年は15日が台風接近のため中止)の木製大やぐらと花火が描かれている。
同市には公式マスコットキャラクターの「まるいの」(イノシシの侍)がおり、同社は関連グッズも開発。地元の子どもたちには人気があるものの、対外的には知名度が低い。
そのため、全国的、また幅広い年齢層に人気があるキティちゃんとデカンショをコラボすることで、丹波篠山市を広くPRすることを目的に作製。同社は、「相乗効果で丹波篠山の発信に役立てば。地元の人にも、ぜひ手に取ってもらいたい」とご当地キティちゃんの”活躍”に期待を寄せている。
1個430円。