沸き立つ入道雲とこうべを垂れる稲穂=2019年8月10日午後4時26分、兵庫県丹波篠山市黒岡で
10日も高気圧に覆われ、全国各地で35度を超える猛暑日が続く。気象庁によると、39度に迫る地点も数多く、”酷暑”となっている。
今月8日には二十四節気の「立秋」を迎えたが、とても秋とは言えないような暑さ。兵庫県内陸部の丹波篠山市の空には巨大な入道雲「丹波太郎」(丹波地方に発生する積乱雲のこと)が立ち上る。
それでも足元に目を落とすと、強烈な日差しの中にあっても色づき始めた稲穂が風になびき、夏と秋のせめぎあいを見せていた。
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