兵庫県丹波篠山市内で暮らし、今年中に17歳を迎える犬たちを表彰する「長寿犬表彰」が24日、同市で開かれた。地元の獣医師会と市の共催。人間でいえば90歳くらいに相当する”ご長寿さん”らが表彰を受け、家族とともに健康を祝った。
表彰は17歳になることと、狂犬病の予防注射を3年続けて接種している犬が対象。今年は28頭が対象になり、市単独で表彰を行うようになった2014年度以降では最多頭数となった。
式典にはうち17家族10頭が参加。酒井隆明市長と嵐泰造・獣医師会長が飼い主らに写真入りの表彰状などを贈った。
最多犬種はミニチュアダックスフントで7頭。ほかにパピヨンやチワワ、ヨークシャーなどの小型犬が目立った。
表彰状を受け取った飼い主たちは、大切な”家族”の頭をなでながら、「これからも元気でいてね」と目を細めていた。
表彰は狂犬病予防注射の啓発を目的に、動物愛護週間(20―26日)にあわせて毎年、実施している。