「物品代35万円」実は詐欺 女性コンビニ店員 が通報 被害防ぎ署長感謝状

2019.10.31
ニュース丹波篠山市事件

森江署長から感謝状を受け取る永井さん(右から2人目)ら=2019年10月23日午前9時8分、兵庫県丹波篠山市郡家で

兵庫県丹波篠山市の篠山署(森江満署長)はこのほど、特殊詐欺を未然に防いだとして、ローソン篠山古市店(同市古市)のアルバイト、永井由美子さん(50)に署長感謝状を贈呈した。

9月6日午後8時ごろ、市内の60歳代の男性が35万円分の電子マネーを購入。不審に思った永井さんが用途を尋ねると、男性は「物品を買った代金」と答えたが、同店オーナーの後藤浩喜さん(58)と共に警察に相談するよう促した。それでも男性は「店に迷惑をかけないから」と購入したため、すぐに同署に連絡。署員が防犯カメラなどから男性を特定し、被害を未然に防いだ。

同署によると、男性はインターネットサイトから勝手に会員登録され、電話すると解約料35万円を要求されたという。

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