愛犬の長寿を祝おうと、兵庫県丹波市でこのほど、摂丹獣医師会(嵐泰造会長)による表彰式が行われた。今年、満17歳を迎えた11頭と飼い主が出席し、表彰状が贈られた。
2002年生まれで、狂犬病注射をした愛犬が対象。同会によると、丹波市内では22頭が表彰対象となり、丹波市、丹波篠山市、三田市の丹有地区では計100頭以上が表彰された。
表彰式には、チワワや柴犬、ビーグルなど様々な犬種が飼い主とともに出席。長年生活をともにする「家族」を祝おうと、愛犬を抱きかかえながら表彰状を受け取った。
嵐会長は「犬の17歳は、人間では80―100歳に相当する。長命は愛情のたまもの。家族の一員として、愛情をかけていただいたことに感謝したい」とあいさつした。
ミニチュアダックスフントの「キララ」と出席した荻野茂幸さん(67)は、「規則正しく食べさせ、運動したのが長生きにつながっている。今後も思い出をつくりたい」と喜んでいた。