”黒い枝豆”解禁 大粒でコクある逸品  さっそく行列も

2019.10.05
ニュース丹波篠山市地域

販売が解禁された黒枝豆=2019年10月5日午前10時15分、兵庫県丹波篠山市東吹で

全国ブランドとして名高い兵庫県丹波篠山市特産の「丹波篠山黒枝豆」の販売が5日、解禁された。大粒でコクがある逸品を買い求めようと、さっそく多くの人が行列をなしている。
同市は旬の到来を告げることや、生産者、販売者により良い品質で販売してもらうことを狙って、毎年、解禁日を設定している。

セレモニーで行われた黒枝豆のたる開き

昨年は台風や日照不足などで収量が例年の約半分となり、需要に供給が追い付かない事態に陥ったが、今年は例年並みの出来という。

さっそく行列も

 同市東吹にあるJA丹波ささやまの直販所「味土里館」では同日、販売解禁セレモニーが開かれ、関係者らが枝豆の詰まった「たる開き」をして解禁を宣言。さっそく販売もスタートし、訪れた多くの人々が枝がついたままの黒枝豆を買い込んでいた。

同JAの販売価格は枝付きで1キロ1200円。市内各地の畑などでも販売が始まっている。

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