新型コロナウイルスの感染拡大によるマスク不足を受け、兵庫県丹波篠山市南矢代の女性有志らがマスク作りに励んでいる。これまで2回の作業を行っており、「マスク不足はいつまで続くか分からない。たくさん作って、備蓄しておかないと」と話している。
家にあるハンカチや不用になった生地などを持ち寄っている。1回目はそれぞれが1つのマスクを作っていたが、より効率的に作ろうと、2回目は、▽型紙に合わせ布をカット▽表布、裏布をアイロンで貼る▽ミシン縫い▽ひも通し―など役割分担して作業し、より多くのマスクを作れるようにした。ノーズワイヤーは再利用している。
参加者の女性は「流れ作業で作業が早くなり、たくさん作れるようになった。孫にはかわいい生地で作るなど楽しんでいる。マスクの供給の様子をみながら、これからもやるかどうか決めたい」と話していた。