兵庫県丹波篠山市下板井のシャクナゲ公園で、ツツジ科のシャクナゲが咲き始めている。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同公園などで18、19日に開催予定だった「にしきシャクナゲまつり」は中止が決まったが、顔の大きさほどもある大輪が今年も花開いている。緊急事態宣言が発令され、閉塞感が広がっている時だからこそ、写真を通して癒やしを届けたい。
同園内には約1300本のシャクナゲが植えられており、赤紫、ピンク、白などの花が咲き誇っている。
同園のシャクナゲを管理している「シャクナゲを育てる会」の会長で、同まつりの実行委員長の山田時博会長(74)によると、今年は例年より1週間早い4月初旬から開花し始めた。「いろいろと準備をしてきて中止になり残念だが、来年は開催できれば」と話している。