兵庫県丹波篠山市黒岡にある「篠山玉水ゆり園・あじさい園」のユリが見ごろを迎えている。黄、白、ピンク、オレンジ、赤など約60種10万本が植えられており、灰色がかった梅雨空の下にあって色鮮やかな大輪を開かせている。7月上旬まで楽しめるという。
今年は、白い花で、花の中心部には紫の斑点が入っている「スイートザニカ」や、鮮やかな山吹色の「ゴールドツイン」など、5品種ほどの新種を加えた。暖冬の影響か、例年より1週間ほど開花が早いという。
新型コロナウイルス対策として来園者に対し入園時の検温を実施し、手指の消毒を呼び掛けている。
同園の岸本克也店長は「列ごとに違う色の花を植えているので、色合いのコラボレーションを楽しんでほしい」と話している。