社会人プロレスのイベント「丹波プロレス~TAMBA CARNIVAL」がこのほど、兵庫県丹波市の前山小学校体育館であった。6組12人のレスラーが、タッグマッチでトーナメント戦を戦い、初代丹波プロレス王者を決めた。
神戸、和歌山、奈良などから、仕事を持ちながら週末などに興行を行う社会人レスラーが集まり、約70人の観客が歓声を送った。
場外乱闘で羽交い絞めにしたレスラーを観客に攻撃させたり、攻撃を受けたレスラーが「痛い痛い!明日仕事があるのに」と、口で反撃して笑わせたかと思うと、関節技による寝技の攻防、2人がかりの「ブレーンバスター」など、投げ技も繰り出された。マットにレスラーが叩きつけられるたびに鈍い音が響き、観客たちはプロレスの迫力を体感していた。
プロレス観戦歴50年以上で、地元の朝吉高さん(59)が、交流のある社会人レスラーと企画した。