梅雨の晴れ間となった16日、兵庫県丹波市山南町谷川の休耕田で栽培されているヒマワリが満開に。雲の切れ間から時折見える青空のもと、鮮やかな大輪がずらりと咲きそろった。もうすぐ梅雨明け―。
農村の環境保全を目的に景観作物として植えられているもので、地元のグループが約800平方メートルの田に約5000本を栽培している。
休耕田は市立久下小学校のすぐ裏手にあり、小学校のグラウンドからも見える場所。グループの男性は「今後は、子どもたちにも楽しんでもらえるよう、畑でヒマワリ迷路をつくることなども考えたい」と話す。
満開になった花の間では、クマバチがいそいそと飛び回っては花粉を集めていた。