本格的な夏を迎える中、兵庫県丹波篠山市の民家の庭でヒガンバナ科の「ナツズイセン」が満開を迎え、淡桃色の花が涼感を演出している。
同市北野新田の安井良享さん宅。約80センチの花茎を立ち上げたナツズイセン約150本が満開を迎え、花茎の先に6弁のラッパ形の花4―8個を散形状に咲かせている。
妻の朝枝さんが球根を毎年植えており、これまで最多で50本ほど花茎が見られたが、今年は一気に3倍ほどの花茎が出た。
朝枝さんは「こんなにたくさん咲いたのは初めて。夫と毎日、きょうは何本増えているねと会話している」という。