”ドーン”と大鍋いっぱい ハチミツたくさん採れました 「わくわく感が楽しい」

2020.08.11
地域

大鍋いっぱいの大きなハチの巣を持つ畠さん=2020年8月5日午後4時16分、兵庫県丹波篠山市今田町釜屋で

巣箱を設置してニホンミツバチを飼育している兵庫県丹波篠山市今田町釜屋の畠良博さん(71)が、今季新たに設置した4箱を含む計12箱中、5箱から蜜を採取することができ、成果を喜んでいる。畠さんは「手作りの巣箱に巣をつくるかどうかのわくわく感が楽しい」と話している。

手作りの巣箱からハチの巣を取り出す畠さん夫婦

養蜂をやっていた近くの友人に勧められ、「自分でも簡単にできそう」と、四角柱の巣箱(幅、奥行きとも30センチ、高さ50センチ)を手作りし、4箱から始めた。1年目は、うち1箱からハチミツが採取でき、2年目はさらに4箱を追加し、うち計2箱から採取できた。

採取した蜜の搾りかすから蜜蝋をつくり、巣箱の内側に塗ったり、巣箱の設置場所を里山の入り口にしたりするなど、ミツバチが巣箱に巣をつくるよう工夫している。

5日には巣箱から大鍋(直径40センチ、高さ15センチ)いっぱいのハチの巣が採れ、その日に手で搾って約9リットルのハチミツが採れた。

ハチミツは自宅でヨーグルトに加えたり、バナナに塗って食べたり、友人に配ったりしているという。

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