”仕事”の現場はハス 「復活の大輪」に飛び交うハチ せっせと花粉集め

2020.08.22
地域

美しく咲き誇る「篠山城蓮」。ハチたちもせっせと”仕事”に励む=2020年8月22日午前8時59分、兵庫県丹波篠山市北新町で

兵庫県丹波篠山市にある国史跡・篠山城跡の南堀でハスが満開を迎え、ハチたちがせっせと花粉を求めて”仕事”に励む姿も見られる。

咲いているハスは、固有種の「篠山城蓮」。外来種のカメなどによる食害で消失していたものの、市がカメを駆除した結果、昨年15年ぶりに復活し、今年はさらに生息域を拡大している。

両脚に付けているのが花粉団子

美しく咲き誇るハスを写真に収めようと、早朝からアマチュアカメラマンらがシャッターを切る。そんな中、悠々と飛ぶハチたちは中央部の花托(かたく)に”着陸”すると、花粉を薄黄色の「花粉だんご」にしては次の花へと向かった。

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