兵庫県丹波篠山市にある国史跡・篠山城跡の南堀でハスが満開を迎え、ハチたちがせっせと花粉を求めて”仕事”に励む姿も見られる。
咲いているハスは、固有種の「篠山城蓮」。外来種のカメなどによる食害で消失していたものの、市がカメを駆除した結果、昨年15年ぶりに復活し、今年はさらに生息域を拡大している。
美しく咲き誇るハスを写真に収めようと、早朝からアマチュアカメラマンらがシャッターを切る。そんな中、悠々と飛ぶハチたちは中央部の花托(かたく)に”着陸”すると、花粉を薄黄色の「花粉だんご」にしては次の花へと向かった。