古刹に”涼”な音色 風鈴吊るし「コロナ川柳」も 心身の癒やしに企画

2020.08.01
地域

コロナ関連の短冊が多くつけられた風鈴=2020年7月29日午前9時52分、兵庫県丹波市青垣町桧倉で

兵庫県丹波市青垣町にある古刹・高源寺の境内に、願いごとや川柳の短冊をつけた風鈴約230個が吊るされ、涼やかな音色を響かせている。

「風鈴祭り」と題し、夏の寺にお参りしてもらい、涼を感じてもらおうと、同寺の檀家が惣門をくぐったところから始まる「もみじトンネル」の両端に竹を渡し、風鈴を吊るした。

今年は新型コロナウイルスの影響で疲れた心身を癒やしてもらおうと企画。短冊には「ピントずれコロナで分かる国仕事」「コロナ禍に色それぞれのマスク花」などと、コロナをテーマにした川柳が目立つ。

他に家内安全や病気平癒、「この秋も来て下さいね高源寺へ 美しい紅葉が待っていますので」などとしたためたものもある。

8月末まで設置している。

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