兵庫県篠山警察署は16日、過失運転致傷(救護義務違反)・道路交通法違反(事故不申告)の疑いで、同県丹波篠山市内の会社員の男(36)を逮捕した。
逮捕容疑は11日午後6時ごろ、市内の県道で男が運転していた乗用車が、自転車に乗った小学生の男児(10)と接触し、左ひざ打撲の軽傷を負わせたにもかかわらず、救護することなく走り去ったもの。
現場付近の防犯カメラの映像から、目撃証言にあった車の色の情報などをもとに容疑者を割り出した。
同署によると、男は「自転車には当たったが、それに人が乗っているとは思わなかった」と、一部容疑を否認しているという。