黄金色に輝く酒米収穫 小学生が稲刈り体験 「商品になるのが楽しみ」

2020.09.01
ニュース丹波市地域地域

稲を刈り取り、畦に積み上げる児童たち=2020年8月27日午前10時17分、兵庫県丹波市市島町中竹田で

兵庫県丹波市の竹田小学校5年生12人がこのほど、学校近くの西山酒造場のほ場で、酒米「兵庫北錦」の稲刈りに挑戦した。杜氏や蔵人に指導を受けながら、黄金色に輝く稲を次々に刈り取った。収穫した酒米は同社の商品「甘酒ヨーグルト」の原料になる。

同社が無農薬で栽培するほ場13アールの一部分を、稲刈り鎌を使って丁寧に刈り取った。杜氏の八島公玲さん(48)が「ヘビがいないのを確認し、稲を持って鎌を引いて刈り取って」とアドバイス。次第にこつをつかみ、みるみるうちに稲の束を積み上げた。

女子児童は「初めての稲刈りだったけれど、楽しかった。商品になるのが楽しみ」とほほ笑んでいた。

同社は17年前から、同校児童に田植えや稲刈り体験の場を提供している。

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