半沢直樹が「黒枝豆。うまいぞ」 小説最新作の舞台に市民沸く 池井戸さん「全国的な知名度ある」

この記事は約2分で読めます。

丹波篠山が登場する半沢直樹シリーズ「アルルカンと道化師」

「倍返しだ」でおなじみ、池井戸潤さん原作の小説「半沢直樹」シリーズの最新作「半沢直樹 アルルカンと道化師」(講談社)に、兵庫県丹波篠山市が登場し、市民の間で話題になっている。ドラマ第2弾も大好評のうちに幕を下ろし、「いつか、丹波篠山でもロケがあるのでは」と期待に胸を膨らませている。気になるのは、なぜ、舞台の一つに丹波篠山が選ばれたのか。丹波新聞社は講談社を通じて、池井戸さん本人にコメントを求めたところ、「大阪から日帰りで行けて、全国的な知名度がある。小説の舞台にふさわしいだろうという判断で、勝手ながら書かせていただきました」と返答があった。

5作目となる最新作は、ドラマ第1シリーズの数カ月前、東京中央銀行大阪西支店で融資課長を務めている半沢直樹の活躍を描くもの。美術出版社のM&A(企業買収)案件が発端となり、半沢はとある絵画に秘められた謎を解くことになる。

丹波篠山市は、ある重要人物の故郷として登場。半沢は特急列車で訪れており、JR篠山口駅や歴史的なまち並みが描写されているほか、「丹波篠山はね、栗の産地だ」「黒枝豆。うまいぞ」などのセリフもある。

300年以上続く造り酒屋の社長も登場。地元の酒蔵、鳳鳴酒造の西尾和磨社長(59)は、「鳳鳴酒造は200年以上だが、おそらくうちを想像されたと思うのでとてもうれしい」と喜び、「すごく人気のある作品。ドラマの次回作があるとすれば、鳳鳴酒造というよりも丹波篠山が注目を浴びるかもしれないので、ぜひともお願いしたいですね」とほほ笑む。

池井戸さん本人のコメントに、酒井隆明市長は、「トップレベルのまちになったという証し。丹波篠山のブランドやこれまでのPRが届いたようだ。非常にうれしく、恐悦至極です」と話している。

タイトルとURLをコピーしました