兵庫県丹波篠山市にある篠山幼稚園で26日、県米穀事業協同組合による「ごはん塾」が行われた。篠山、岡野、たまみずの3幼稚園に通う園児31人と保護者らが参加。園児たちはかまどを使った炊飯を体験し、洗米やまき割りにも挑戦した。
炊きあがったご飯は蒸らしてから釜ごと教室に持ち込み、みんなでカウントダウンしながらふたをオープン。つやつやのご飯からは香ばしい香りと湯気が立ち上がり、園児たちは、「うわぁ」「おいしそう」と歓声を上げていた。
6歳の女の子は、「いつもと違う。ふんわりしていておいしい」と笑顔で話していた。
保護者らは、神戸大学名誉教授の保田茂さんから米や和食の重要性を学ぶ講義を受けた。