兵庫県丹波篠山市の国際ソロプチミストささやま(今井律子会長)が13日、篠山城跡内にあるミニ公園に篠山幼稚園の園児たちを招き、「かまどベンチ」の組み立て講習と、防災学習会を開いた。
かまどベンチは座板を取り外すと炭置きと五徳を備えたかまどになるもの。座板だけでも独立してベンチになる。平時には憩いの場、災害時には炊き出しが可能になり、防災の役割も果たす。園児たちはベンチが調理可能なかまどに”変身”すると、「すごい」「変身した」などと歓声を上げていた。
防災学習では市職員が講師を担当。地震から命を守るため、「まず(姿勢を)低く」「頭を守り」「動かない」という訓練を紹介し、かまどベンチや地震のことなどを「おうちの人にも伝えてね」と呼びかけると、園児たちは「はい!」と元気よく返事をしていた。