畑にヘビー級がずらり―。兵庫県丹波市春日町の西山祐美子さん(68)が今年育てた白菜の出来がよく、近所の話題になっている。胴回り1メートル5―10センチ、直径約30センチ、重さ10キロ超のヘビー級がごろごろ。通常の白菜が1玉3―4キロというから3倍ほどの大きさ。西山さんは毎年、白菜を育てており、「今年も同じように植えたつもりなのに」とふしぎがっている。
「近所の人が『大きいなったなぁ』と声をかけてくれるので、『持って帰りや』と言うのですが、持って帰るのも一苦労」と笑う。知人らは一輪車を押して持って帰っているという。「近所の人はロールキャベツの要領で、ロール白菜にして食べるとおいしいと言うてましたわ。一玉食べきるんもなかなかみたい」と話していた。