あれは一体…まさかUFO? 縦長で浮遊し高度上げる 袋、気球、それとも風船?

この記事は約2分で読めます。

西の空に有明の月が見える青空に浮かぶ謎の物体=2020年12月9日午前11時17分、兵庫県丹波市青垣町大名草で

雲一つない、晴れ渡った青空に、有明の月が見える7日午前9時50分ごろ、兵庫県丹波市青垣町の国道427号を走行中、空に浮かぶ不思議な物体が目に入った。ドローンにしては大きい。未確認飛行物体(UFO)かもしれない―。車を止め、スマートフォンの望遠機能を使って撮影を試みた。

縦に長く、立体的。平らなドローンとは明らかに形が違う。光の加減か、黒っぽく見えたり、銀色に見えたり、青、緑色にも見える。音はせず、飛んでいるというよりは、浮遊しているよう。東から西へなめらかに動きながら、高度を上げていった。半重力的な動きはない。カラスより、随分高いところを飛んでいる。3枚撮影し、操縦している人や車が止まっていないか見て回ったが、それらしいものは見当たらなかった。

自宅に望遠レンズを取りに戻り、4、5分後に現場に戻ると、見えなくなっていた。近くで黒大豆を収穫していた男性は、「空を見上げなかったので、気付かなかった」と残念がった。

青垣町内でパラグライダースクールを営むパラグライダーワールドカップ元日本代表の加藤豪さん(43)に写真を見てもらった。「何だろう。分からない」。4キロほど離れた場所で、朝からスクールの別のパイロットが飛んでいたが、不審物は見なかったという。

加藤さんは過去に経験したまれな体験として、上昇気流に乗り、袋が舞い上がるのを見たことがあるという。「農業用の袋か何かが、太陽の光で温まって浮かんだのかな。そうじゃないならUFOかな」と笑った。

丹波市上空も飛ぶ国内線の男性パイロット(56)は、「かなり大きい」と印象を語り、「色が違うので、気象庁の観測器具、ラジオゾンデではないことは確か。気球かアドバルーンの類いじゃないか」と推測する。放射冷却で冷たい風がたまり、地表は無風でも、上空は強い風が吹いていると説明。その上で、「気流に乗れば、国内はおろか、中国大陸からだって飛んで来る。東から西への動きが気になるが、人工的な動きと感じられなかったのなら、風船の類いと考えるのが妥当では。はっきりしたことは言えない」とコメントした。

この日午前5時の現場近くの気温は零度(車の気温計)。霧はなく、星が見えた。霜が降りていた。撮影した時は3度(同)だった。日陰で、日光が当たる所はもっと暖かかったと思われる。

タイトルとURLをコピーしました