陶芸の共同制作楽しむ 陶芸家とイラストレーター 器に漫画タッチで絵付け

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「友遊器」と題し、作品を共同制作している陶芸家の山口さん(左)とイラストレーターの法橋さん=2020年11月25日午後3時29分、兵庫県丹波市氷上町三方で

兵庫県丹波市の日展入選陶芸家・山口匡弘さん(80)と、同市のイラストレーター・法橋あつこさん(63)が、陶芸作品の共同制作を楽しんでいる。山口さんの器に、法橋さんが動物のイラストなど、漫画タッチの絵付けをするもので、「友遊器」と名付け、楽しみながら作品を作っている。

山口さんが、市内のそば店で法橋さんのイラストを見つけ、共同制作を持ち掛けた。法橋さんは田舎暮らしを楽しもうと、夫の聡さん(65)と、5年前に大阪府からIターン。カットやイラストを40年以上描いており、「私がつくった器に絵を描いて。好きなように描いて」という山口さんの誘いを「面白そう」と引き受けた。

素焼きした器に、専用の絵の具で描く。絵の具が吸い取られるほか、湾曲があり、紙とは違った難しさがあるが、「好きなように描かせてもらいながら、新境地を切り開いている」と法橋さんは目を輝かす。

山口さんは「花鳥風月みたいなのは描いたことはあったけれど、法橋さんの描く柔らかく温かな世界が面白いと思った。私は焼くだけ。大変なのは法橋さん」と笑っていた。

作品はそば店「木琴」(同市山南町南中)に置いているほか、山口さんが販売している。

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