その名も「百人一酒」 地域のコシヒカリで仕込み ラベルに七福神「福届けて」

2020.12.24
ニュース丹波市地域地域

ラベルも一新した純米生酒「鴨庄百人一酒」を手にする荻野専務=2020年12月20日午前10時30分、兵庫県丹波市市島町上牧で

兵庫県丹波市市島町の鴨庄酒造(荻野信人社長)が地元産コシヒカリで造った純米生酒「鴨庄百人一酒」の販売が今年も始まった。同酒造の次期社長、荻野弘之専務(53)が初めて指揮を執って仕込み、ラベルも17年前の発売から初めて一新した。荻野社長、専務共に、「例年以上に後味すっきりの良い酒に仕上がった。鴨庄の特産の味を多くの人に楽しんでもらえたら」と話している。同酒造などで販売している。

900キロのコシヒカリを仕込み、一升瓶と四合瓶それぞれ約500本が完成。予約分を除いた数量を一般に販売している。

ラベルは発売当初から手掛けていた、同地区の仏版画家の観瀾斎さんと、書家の栗原周玉さんが、「コロナ禍、皆さんに福が届けば」と、笑顔の七福神のイラストをあしらった新デザインを考案した。

価格は、一升瓶2600円(税込み)、四合瓶1300円(同)。

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