兵庫県丹波市の日本舞踊「西崎祥舞踊研究所」が今月20日に丹波の森公苑(同市柏原町)で開く公演に出場する小学生舞踊集団「きらら」の女の子たちが、本番に向けてマスクを着けながらのけいこに励んでいる。
11人が艶やかな着物姿で登場し、「花かげ」「京人形」「赤とんぼ」「てんとう虫のサンバ」などをを披露する。
6年生の女児は、「きれいな着物を着て、きれいな踊りを踊れることが素敵」と日舞の魅力を語り、「みんなで心一つに、練習の成果を精いっぱい披露したい」と意気込んでいる。
会主の西崎祥さんは、「新型コロナの影響による自粛をへて活動を再開すると、全員が目を輝かせ、必死に学ぶ姿に心を打たれた。人は困難があっても、小さな希望、目標を持つことで生きていける」と話し、「公演に来ていただいた皆さんに元気な顔を取り戻してもらえるよう踊りたい」と来場を呼び掛けている。