舞い散る雪、農村を幻想的に 鳥たちは「冷えた食事」堪能

2020.12.17
地域自然

田んぼに積もった雪を朝日が照らし、幻想的な空間が広がる=2020年12月17日午前7時2分、兵庫県丹波篠山市内で

強い寒気が流れこんだ17日、兵庫県丹波篠山市内でも、今シーズン初めての本格的な積雪を観測。来春の田植えを待つ田の上には3センチほど雪がこんもりと積もり、朝日が昇り始めると舞い散る雪がダイヤモンドダストのようにキラキラと輝くなど、農村に幻想的な空間が広がった。

雪が降る中、柿の実をついばむヒヨドリ=2020年12月17日午前7時55分、兵庫県丹波篠山市内で

午前7時の気温はマイナス3度となったが、そんな中でも野鳥たちは収穫されずに残った柿の木に群がる。ヒヨドリやカラス、スズメなどがひっきりなしに飛来し、雪が積もったままの実にくちばしを突き刺しては、キンキンに冷えた”食事”を堪能していた。

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