早朝の柿の木に飛来し、やわらかな実にくちばしを突き刺すツグミ=2020年12月8日午前7時37分、兵庫県丹波篠山市内で
早朝の兵庫県丹波篠山市内では収穫されずに残った柿の木に野鳥が群がり、にぎやかな鳴き声を上げながら”朝ごはん”を堪能している。
鈴なりのまま熟した柿の実を狙って、甘党のヒヨドリやツグミなどがひっきりなしに飛来。くちばしをやわらかな実に突き刺しながら、最後の晩秋の味覚を味わっている。
厄介なのはカラス。実ごとくわえて持ち去っては、辺りに食べかすを散乱させたり、大きなフンを落としていく。近くの民家の女性は、「食べるのはいいけれど、きれいに食べてほしいわ」と”フンガイ”していた。