兵庫県丹波警察署や丹波防犯・安全両協会などはこのほど、「110番の日」(1月10日)にちなみ、緊急時の110番を正しく使ってもらおうと、丹波市内の商業施設の出入り口でキャンペーンを行った。
買い物客にチラシと啓発グッズを手渡し、「緊急の場合は迷わず110番を。緊急性がない身近な異変や、通報先に迷ったら、SOSキャッチ電話相談を利用して」などと呼びかけた。
警察官、両協会員、同署地域ふれあいの会会員ら計約20人が、「緊急時 正しく使おう 110番」の標語が書かれたチラシなどを買い物客に手渡しながら声を掛けた。
同署によると、昨年1―11月末で同署への110番通報の件数は約2200件あった。うち約300件がいたずらや無応答などで、それらを含む半数が緊急性を要しない内容だったという。