恵まれない生活をする世界の人を支援しようと、兵庫県丹波市内で活動する小中学生対象の陸上教室「ナンバーワン」(山本健太代表)が、アフリカやアジアなどで活動するNPO法人に教室参加費の一部を寄付している。
託しているのはNPO法人「テラ・ルネッサンス」で、地雷撤去や元子ども兵の社会復帰、農業指導などに支援の手を差し伸べている。
同教室は「人の役に立つ」を活動方針とする。世界の子どもたちにワクチンを届ける活動に賛同し、ペットボトルのキャップを集める活動にも取り組んでいる。山本代表(39)は、「自由な生活ができない人もいる。支援活動をすることで、両親や周囲への感謝につながれば」と語る。これまで10万円以上を寄付した。
教室生の3人は「世界には、十分に食べられない子もいる。寄付することで、少しでも良い暮らしができることにつながれば」と話していた。