春告げる釣鐘  色鮮やかに「アセビ」開花 「思わずほっこり」

2021.03.09
地域自然

丹波並木道中央公園で開花しているアセビ=2021年3月9日午前10時3分、兵庫県丹波篠山市西古佐で

兵庫県丹波篠山市にある県立丹波並木道中央公園で、小さな釣鐘のような形をした「アセビ」が鈴なりの花を咲かせ、春の訪れを告げている。

ツツジ科の常緑低木。春になると長さ1センチに満たない小さな花を咲かせる。有毒で、馬が食べると酔うようにふらつくことから、漢字で「馬酔木」と書く。

園内のアセビは赤や白、ピンクなどの花を咲かせており、品種によって色が違う。公園スタッフによると3月下旬まで楽しめるという。

同公園に足を運んでいた男子大学生(22)は「小さくてかわいらしい花。思わずほっこりした気分になりますね」と話していた。

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