兵庫県丹波篠山市にある県立丹波並木道中央公園で、小さな釣鐘のような形をした「アセビ」が鈴なりの花を咲かせ、春の訪れを告げている。
ツツジ科の常緑低木。春になると長さ1センチに満たない小さな花を咲かせる。有毒で、馬が食べると酔うようにふらつくことから、漢字で「馬酔木」と書く。
園内のアセビは赤や白、ピンクなどの花を咲かせており、品種によって色が違う。公園スタッフによると3月下旬まで楽しめるという。
同公園に足を運んでいた男子大学生(22)は「小さくてかわいらしい花。思わずほっこりした気分になりますね」と話していた。