瑠璃色の春 野辺に小さな花「オオイヌノフグリ」

2021.03.07
地域自然

田畑のあぜで花を開かせる「オオイヌノフグリ」=2021年3月7日午前10時43分、兵庫家丹波篠山市内で

あたたかな日差しが降り注ぐ中、兵庫県丹波篠山市の野辺ではさまざまな小さな花が色づき始め、春の訪れを告げている。

田畑のあぜでは、「オオイヌノフグリ」が開花。1センチに満たない小さな瑠璃色の花を数多く咲かせている。ヨーロッパ原産の帰化植物。名前にある「フグリ」は陰嚢(いんのう)のことで、近縁種の「イヌノフグリ」の果実が犬のそれに似ていることから。オオイヌノフグリの果実はハートに近い形をしている。

散歩中だった男の子は、「小さいけれど、好きな色でかわいいなぁ」と笑顔で話していた。

関連記事