神戸大学農学部と兵庫県丹波篠山市日置地区の農家が共同開発した黒豆納豆「KOBEKURO」のカップタイプが新たに登場した。従来の「わらつと」と「水引」から着想したパッケージから、「地元の方がより手に取りやすいように」とデザインを一新した。
丹波黒大豆の元祖といわれる品種「波部黒」の産地、日置地区産の黒大豆のみを使用。大粒で甘みが強く、酒のつまみとしても好評。従来のパッケージは、手土産や贈答用として人気という。
新登場したカップタイプは、40グラム入りのカップ2つが、商品名、「丹波篠山産黒大豆100%使用」といったフレーズが書かれた黒色の題紙と共にフィルムで包まれている。
開発した株式会社「コベクロ」の森口久社長(71)=八上上=は「より身近で食べやすい商品になった。丹波篠山産の黒豆の風味を生かした逸品。ぜひ味わってほしい」とPRしている。
従来のパッケージでも販売している。
カップタイプは味土里館(東吹)、大正ロマン館(北新町)、特産館ささやま(黒岡)、こんだ薬師温泉ぬくもりの郷(今田町今田新田)、一本杉販売所(安田)、西紀サービスエリア上り線(西木之部)で購入できる。360円(税込み)。