兵庫県丹波市山南町池谷の荻野憲俊さん(90)宅のフジが見頃を迎えている。「鬼滅の刃」にも登場した紫色をはじめ、紅白や黄色の花色と、ブドウの房のように見えるボタンフジが楽しめる。
「桜の通り抜け」ならぬ「フジの通り抜け」をイメージして植栽したといい、鉄パイプを組んで造った棚に這わせたフジのトンネルは、幅、高さ共に約3メートル、長さ約40メートルと圧巻。頭上から降り注ぐフジの“シャワー”と芳しい香りに癒やされる。「個人で管理しているものでこれだけの規模は珍しいのでは」と話している。今月末ごろまで見頃が続くという。