兵庫県丹波篠山市下板井のシャクナゲ公園で、その豪華さから「花木の女王」と称されるシャクナゲ(ツツジ科)が見頃を迎え、散り際の桜と”競演”している。
園内には約1300本のシャクナゲが植えられており、赤紫、ピンク、白などの花が咲き誇る。管理している「シャクナゲを育てる会」の会長で、同まつりの実行委員長の山田時博会長(75)によると、今年は例年より10日ほど早い3月下旬から開花し始めたという。
同公園などで例年今月下旬に開催されている「にしきシャクナゲまつり」はコロナ禍の影響で2年連続の中止が決まったが、顔の大きさほどある大きな花を今年も咲かせている。