兵庫県丹波市内の山野を駆けるトレイルランニングの大会「TAMBA100アドベンチャートレイル Pre―Stage」が23日に始まり、きょう25日まで開かれている。100マイル(約160キロ)など3部門に計55人がエントリーしている。
アジア最高峰の大会「ウルトラトレイル・マウントフジ」が中止になり、その受け皿としてプロのトレイルランナー・中谷亮太さん(29)らが企画した。
同市青垣町で整備中のキャンプ場が発着点。100マイル部門は、五台山や岩屋山、向山などを走り、ロードも疾走した。
氷上町の甲賀山の麓には、同町中央地区自治振興会の地域おこしグループ「Bee夢クラブ」(三崎浩代表)がエイドステーション(エイド)を設置。手作りのそばや、はちみつレモンドリンクを選手に振る舞い、声援を送った。
23日の100マイル部門で、甲賀山エイドにトップで現れた男性(29)は、「エイドの雰囲気が温かくてうれしい。丹波は山頂の景色がいい」と笑顔を見せた。