春の色いっぱい見えた―。兵庫県丹波篠山市の篠山チルドレンズミュージアムで17日、春の草花を入れて万華鏡を作るワークショップが開かれた。
万華鏡に入れたのは、施設周辺で摘んだタンポポ、レンゲ、スミレ、カラスノエンドウ、ヒメオドリコソウなど。3枚のミラーをセロハンテープで貼り合わせて紙筒に入れ、レンズと、のぞき穴が付いたキャップを両側にそれぞれ装着。花びらや葉っぱを小さくちぎって入れたキャップをレンズ側にかぶせて万華鏡が完成した。
参加者らは自然が作り出した華やかな色の世界に引き込まれた様子で、3歳の男の子は「きいろ、あお、みどり、むらさきが見えた。楽しかった」と笑顔を浮かべていた。