兵庫県丹波篠山市のローソン篠山古市店のオーナー、後藤浩喜さん(59)が、同店内の天井に折り紙で表現したコンビニ弁当を展示。来店者は「すごーい」「おいしそうー」とその精巧さに感心している。
6月7日まで開いている「北海道フェア」にちなみ、北海道特産のアスパラガスやサケ、エビ、カニなどを折り紙にして弁当パッケージに詰め込んだ。天井に32個の弁当とトウモロコシを展示し、その下部に牛やフライドポテトなどを散りばめている。
これまで土用の丑の日にウナギ弁当や、季節の花などを販促用に折り紙で作ってきた後藤さん。今回は、新型コロナウイルスの感染拡大で閉塞感が漂う中、少しでも来店者に和んでもらいたいと、色とりどりの弁当を作った。
後藤さんは、「できるだけ紙を切らずに、折るだけで弁当を表現するのが難しかった」と話している。