兵庫県丹波市氷上町の「認定こども園ぬぬぎ」の5歳児クラス(18人)が、同町内の畑でサツマイモの苗植えを体験した。梅雨の中休みで晴れ渡った空の下、園児たちは額に汗をにじませながら、競い合うようにして苗を植え、元気いっぱいの歓声を響かせていた。
園児たちは、JA丹波ひかみ営農経済センター職員から植え方を教わると、移植ごてを手に行儀良く畝に沿うように並んで苗植えを開始。「もう10本植えたで」「私は15本」などと声を張り上げ、楽しげに作業を進めていた。
懸命に植えていた男の子は、「僕は力持ちやから大きな穴を掘って植えたよ」と笑顔だった。