兵庫県丹波市立中央小学校の5年生43人が、市内の水田でもち米苗の手植えを体験した。梅雨の晴れ間、児童たちは水田に歓声を響かせ、泥にまみれながらも達成感に満ちた笑顔を見せていた。
最初のうちこそ泥の中に足を踏み入れることを怖がる児童もおり、「気持ち悪いー」と悲鳴を上げていたが、作業が始まるとすぐに慣れ、手際よく苗を植え付けた。
また、ぬかるみに足を取られて転倒する児童が続出。全身泥まみれになりながらも作業に励んでいた。今後も収穫や稲木かけ、餅つきなどを体験していく。
児童は、「楽しい体験だった。自分が植えたお米はどんな味がするのか、早く食べてみたい」とほほ笑んでいた。