巣立ち直後、麦わら帽子で羽を休める子ツバメ=2021年6月3日午前9時25分、兵庫県丹波市柏原町上小倉で
兵庫県丹波市内の民家で3日、朝に巣立ったばかりのツバメが納屋の麦わら帽子にとまっているのを住民の女性(77)が見つけた。「最初の立ち寄り先が麦わら帽子だなんてかわいらしい」とにっこり。
鳴き声はすれど巣に姿が見えず、周囲を見回したところ、巣から2メートルほど離れた壁に掛けていた帽子で羽を休めていた。
帽子にとまった子ツバメには、巣にいた時と同じように親鳥がせっせと餌を運んでおり、女性は、「巣立ち後、すぐに自力で餌が捕れるという訳ではないみたい」とほほ笑んでいた。