兵庫県丹波市青垣町の遠阪川に、特別天然記念物のオオサンショウウオが2匹いるのを近くに住む足立晃一郎さん(67)が見つけた。足立さんが計測すると、大きい方は83センチ、小さい方は43センチ。まるで、”オオ”サンショウウオと”チュウ”サンショウオ。「2匹そろいぶみを見るのは初めて。オオサンショウウオは大きい印象がある。ここまで小さいのがいるのは珍しい」と目を丸くしている。
在来種のオオサンショウウオの成長は1年に1センチ程度。両個体の年齢差は40歳ほどあると見られる。
田に水を引くために川の井堰を膨らませたところ住んでいた下流の水量が減り、水を求めて上流の水の落ち込み部分に集まってきたと見られる。