自由研究のお悩み解決します 子ども対象に「相談会」 ミュージアム職員がアドバイス

2021.06.30
地域

相談シートを手に「夏休みの自由研究相談会」への参加を呼び掛ける水分れフィールドミュージアムの菊川副館長と職員の朴侑希さん=2021年6月24日午前9時47分、兵庫県丹波市氷上町石生で

夏休みの自由研究のお悩みを解決―。兵庫県丹波市の「氷上回廊水分れフィールドミュージアム」が7月3―18日の土、日曜日、同館で子どもたちの夏休みの自由研究の進め方をアドバイスする相談会を開く。いずれも午前11時からと、午後2時からの2回。事前予約が必要で、相談会のみの利用であれば入館は無料。

「夏休みの自由研究相談会」。同館職員が講師を務める。対象は小学生から高校生。個人、グループは問わない。1組あたり約30分を目安に実施。来館時に配る相談シートに沿って、テーマのブラッシュアップや具現化に向けたアドバイスを送る。

希望者は、あらかじめ自由研究のテーマと、なぜそのテーマに興味があるのかを考えてから相談会に臨む。

同館には4人の職員がおり、それぞれに農業や理科の教員免許や学芸員資格を持つ者、ものづくりが得意だったり、子育て真っ最中だったりすることから、「これらの特性、特技を生かし、いろんな方向、立場からアドバイスが送れるのでは」と企画した。

同館の菊川裕幸副館長(32)は、「毎年、夏休みの自由研究は何をすればよいのやらと悩んでいる人は多いはず。しっかりとした研究内容となるようヒントを提供します。これを機会に家族そろって、地域にある博物館を身近に感じてもらえたら」と話している。

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