兵庫県立篠山東雲高校に1匹のヒツジが”入学”した。動物や植物の活用について学んでいる「アグリサービス類型」の生徒が飼育を担う。生徒たちはヒツジとふれあいながら、動物と人との関わり方について学んでいく。
性別はメスで、名前は「ココ」。生後5か月で、体長100センチ、体重20キロほど。14種類の動物を飼育している県立農業高校(加古川市)からやってきた。
東雲高ではヒツジのほか、ウシ1頭、ヤギ3頭、イヌ3匹、ウサギ3羽を飼育。同類型の生徒たちは今後、地域の高齢者と羊毛フェルトの作品づくりをしたり、雑草が繁茂する耕作放棄地の草を食べさせたりすることなど、ヒツジの活用について考えていく。
3年生の女子生徒は「モコモコでかわいい」とメロメロになっていた。