梅雨明けの黄昏 農村包む美しい夕日 燃える波のよう「明けたなぁ」

2021.07.17
地域

育ちゆく稲の上で、夕日の色に染まる雲=2021年7月17日午後7時26分、兵庫県丹波篠山市内で

大阪管区気象台が近畿地方が梅雨明けしたとみられると発表した17日夕、兵庫県丹波篠山市では、まるで燃える波のような美しい夕日が農村を包み込んだ。

育ちゆく稲の上空に、夕日を受けて橙色や朱色、赤銅色に染まった雲が広がった。その色彩は刻一刻と変化し続け、同じ景色が一度としてないことを感じさせた。

散歩中だった男性は、「この夕焼けを見ると、ようやく長い長い梅雨が明けたなぁと思わされる。これからは猛暑が怖いけれど、今は、ただただきれいでため息が漏れます」と目を細めていた。

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