これが世界一のカブトや―。兵庫県丹波市の青垣いきものふれあいの里の「むし・虫・蟲 展」で、南米原産のヘラクレスオオカブトの雄2匹が展示され、人気を集めている。うち大きい方は角を含めて体長が約16センチあり、「世界最大のカブトムシ」を間近で見られる。8月29日まで。入館無料。
ヘラクレスは上の角が長く伸びているのが特徴。羽は乾燥していると黄色に、湿度が高いと黒くなるという。家でカブトムシを飼っているという来館者した男の子(10)は「日本のものより大きい」と話していた。
同展は、施設のフィールドで捕まえたカブトムシ、クワガタムシなどの生き物約15種類と、昆虫標本約600点を展示。
同施設のフィールドでは道具持参で虫捕りもできることから、子ども連れのリピーターも多い。今年はコロナ禍の影響か、遠方からの来館者も増えているという。