趣味でクワガタを捕っている兵庫県丹波市の森本晃斗さん(30)がこのほど、市内の秘密の捕獲場所で、体の左半分は雄、右半分は雌の雌雄同体のミヤマクワガタを捕まえた。「宝くじに当たったような気分」と喜んでいる。
体長48ミリ。「けんかに負けてアゴが折れたのかと思ったが、よく見るとアゴの長さだけでなく、触覚の位置や、脚の長さも左右で違っていた」と雌雄同体に気付いた。
森本さんは、25年来のクワガタハンター。10歳の頃にノコギリクワガタの雌雄同体を捕まえたことがあり、自身2度目。「標本にします」と話している。